日々草について CONCEPT
わたしたちの想い
CONCEPT
常に利用者の目線になり、困っていることを我が身に置き換えて考えていく精神が、代表・管理者をはじめとした職員へと受け継がれています。
少ない利用者だからこそ、行き届くサービスケア。
家族やケアマネージャーと親身になって、自分たちができることや困っていることを相談し利用者様にとって実現可能なことと、難しいことを話し合うことで、より良いサービスの実現に繋げています。
私達は、数多くの方に手を差し伸べることができません。
だからこそ、一人一人の高齢者と向き合った介護ができることに誇りをもって今日も「日々草」は地に足を付け、根を広げて、関わる皆様の心に届くようにと小さな花を咲かせます。
日々草では、利用者様一人一人に、「認知症進行緩和計画書」を作成して、利用者様の身体機能に合わせたリハビリプログラムを実行することで、イキイキとした生活を過ごせるように支援します。
施設入居のご検討について
TO FAMILY
日々草では、ご家族様へ可能な限り当施設に足を運んでいただき、入居されている利用者様と共に過ごす時間を提案します。それには、入居者が抱える不安を理解してもらいます。 入居に至った経緯は、それぞれありますが、家で暮らすことができなくなった高齢者の方は、見知らぬ方々にお世話になり、慣れない住まいと、周囲には以前から 入居している多くの利用者の方がいて、認知症が進行していると「私は彼等とは違う」「なぜここにいるのだ?」と誰でも、最初は不穏になることが予想されます。
どうしてここに来たのだろう? 「私は家族から見放されてしまった。。。」と考えるようになって不安になり職員が、いくらすすめても食事が喉を通らないこともあります。 そのうち活気がなくなり、職員が促しても「これから、少しくらい身体が動けるようになっても帰る場所もないだろう」とリハビリ活動も拒否したり、閉じこもりがちになります。 そうなると、これまでに動かすことのなくなった手足は、拘縮がはじまり、関節の動かせる範囲がどんどん狭くなってしまいます。
それでも、家族の方が来てくれると、いつもこわばっていた顔の表情が穏やかになったり、笑顔を見せたり、普段大人しく声を発することがなくても その時には、大きな声が出るようになるなど、活動意欲が涌いてくるのです。 家族の方が来てくれると、少しでも元気に動けることを見せようと思って、リハビリを頑張ってくれる方もいます。 食事介助のある方、無い方、身体に麻痺のある方、無い方、今度はいつ来てくれるのだろうか? 同じようにみんな家族を待ちわびています。
私達、職員がいくら利用者に親身になって語りかけても、ご家族様でしか与えることのできない心のバランス 安心感はご家族だけの絆なのです。 そこで、私達よりお願いがあります。
◆できる限り、顔をみせてください。
◆できる限り、利用者の方へ声をかけてください。
◆できる限り、利用者の方と食事を一緒にしてください。
◆できる限り、利用者の方と触れ合ってください。
日々草は要介護者の方でも、プライバシーを尊重し、「住み慣れた地域で、落ち着いた生活のお手伝い」をモットーに 高齢者が入所する施設のこれまでの暗い重苦しいイメージを変えるような「自宅にいるような感覚」となっております。 それには私達、「日々草」の一人一人の職員が、目的意識をもって仕事をすることで、入居者の残存機能を引き出し 入居者も家族の方も、不安なく安心した生活を過ごすことのできる施設になっていくと考えております。